#07 京都/滋賀 | 世界観設定コラム The World | SPECIAL | 『二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-』

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世界観設定コラム The World

#07 京都/滋賀

世界観設定 鈴木貴昭

京都から滋賀に移動するためには、徒歩でなければ、明滋13年に開通した京都と大津を結ぶ鉄道と琵琶湖を通る汽船を使うか、もしくは三添商店が主導して改良した淀川(宇治川、瀬田川)水運の川蒸気を使うのが一般的であった。
但し川蒸気は伏見方面から出ており、更には途中一部で断絶しており、徒歩で移動する必要があった。
また徒歩で移動するとすれば、途中山道があるが、距離的に鉄道の京都と大津は12キロ程度なので、歩くのも無理ではない。
ただ大津から対岸の八幡町まで移動するためには、船を使う必要があった。
だが個人所有の小舟でなければ、三添商店系列の旅客船しかなかった。

また明滋23年には岡崎公園で行う内国勧業博覧会、そこで展示する蒸気機関用に大量の水が必要であったために、琵琶湖から直接水を引く琵琶湖疏水が一部開通した。
疎水は単純に水をもたらすだけではなく、新しい京都と滋賀を結ぶ水運のルートとして活用されるようになり、特に蒸気機関で必要な石炭輸送に役立った。
なお疎水での輸送は下りは流れに従えばいいが、上りの場合は横を通る道路を使って人力や牛馬による牽引を行うか、蒸気船が使用されていた。

※登場する人物・団体・時代等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

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